“広島を想い平和を願うポスター1983〜2022“ ヒロシマ・アピールズと学生による平和ポスター展「PEACE PIECE」を開催
2022.11.11
1983年にスタートした「ヒロシマ・アピールズ」ポスタープロジェクトは、「ヒロシマの心」を、言葉を超えて広く内外に訴えることを目的として、現在は、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会〈JAGDA〉(佐藤卓会長)広島地区、一般財団法人広島国際文化財団、公益財団法人ヒロシマ平和創造基金の主催により、JAGDAを代表するデザイナーが毎年1枚、ボランティアでポスターを制作しています。
第1回作品の「燃え落ちる蝶」は1983年、当時JAGDA会長だった故・亀倉雄策氏が制作し、後に「第6回ラハティ国際ポスタービエンナーレ展」で最高賞を受賞するなど、大きな反響を呼びました。
これまでに制作したポスターは、毎年広島市への寄贈を行っています。
また、2019年10月平和首長会議総会(東京)参加者への贈呈。2019年11月ローマ教皇の広島訪問に際し広島市より歴代ポスターを贈呈。2019年10月からラトビア、オーストリア、ドイツなどへ歴代ポスターの展覧会を巡回するなど国内外に向けて反核、戦争の悲しさを訴え、平和を希求する心を発信し続けています。
この度、JAGDAから当学へ「ヒロシマ・アピールズ」ポスター全26作品を寄贈いただきました。現在も紛争が続く世界や来年の広島でのG7などを鑑み、広島市立大学として平和を願い、メッセージを伝える企画としてこのポスター展を企画いたしました。
さらに、学生たちが考える平和ポスターも同時に展示します。一枚(1PIECE)に込めた彼らの思想も感じていただければ幸いです。
- 会 期:2022年11月11日(金)- 12月2日(金)(但し11月26日(土)・27日(日)は総合選抜入試のため休館)
- 開館時間:10:00 – 17:00 土日祝日は16:00迄。
- 会 場:広島市立大学芸術資料館5階 展示室 入場無料
- 出品作品:(公社)日本グラフィックデザイン協会から寄贈された1983〜2022年に発表された26点のヒロシマ・アピールズ・ポスターと芸術学部デザイン工芸学科視覚造形分野の学生による平和ポスター40点